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我感ず故に我が心あり Je me sens donc Mon coeur est. I feel then My heart is. 心は生命と実存の詳細を決定する Coeur décide la vie et touts détails d'existence. Heart decide the life and all the details of existence. 爆笑問題のニッポンの教養 FILE007:「哲学ということ」 野矢哲学の正解は「世界を除くその他」だそうだが、もう少し何とかならんものかねえNHK 動画 爆笑問題の大田・田中が、東大・野矢研究室を訪ねた時の「指令書」が、「田中さん、太田さん、心って何?、と聞かれたら、何と答えますか?」だった。 (これは東大一流の先手ジャブってところかな...) 大田光「めんどくせえ先生だな、これ!」 田中裕二「心とは、何かの反応、刺激かな...」 野矢「じゃあ、クルマが来て、パッと避けるのも心?」 田中「それは、反射っぽいですね」 野矢「反射だったら、反射神経だよね。クルマが来て、どうしよう!って思うのが、心っぽいよね」 田中「心って、何か嘘っぽくない感じがする...」 野矢「嘘つくのも心じゃん」 実は番組を見直してみて、案外この冒頭に、野矢哲学への解答があるような気がしたのだ。光景としては、職業的哲学者の野矢と、こちらは全く哲学ド・シロウトの爆笑問題であるからして、哲学問答を始めれば、当然野矢に分が有ることになるだろうさ。 ところがどっこいと云うか、「真理を正す哲学」という特殊性格の為か、存外シロウトが真理を言い当てる事があるぞ、と思い至ったのだ。 田中の「心とは何かの反応だ」という回答は、案外当を得ているのではないか?ここで野矢の反論で、「反射的に避ける行動は、反射神経のもたらすもので、心ではないだろう」という指摘があった訳だが、これは真実か? 多分野矢は、「反射神経は機械的自動装置で、心は関与しない」と云う理解なのだろうが、これは違うだろう。これは極めて危険なたとえで恐縮なのだが、「もし前もって自身の心が自殺を決めていたら、クルマが来て危険が迫ったとしても、決して避けない」と云うことなのだ。 つまり心は上位にあり、いつでも「反射神経」を無能化できると言うことで、「迫り来るクルマが怖いか怖くないか」は、心が決めると云う事だ。即ち田中の云う「何かの反応」の主人公はいつも心、と言う訳だ。 野矢哲学の設問が「心とは何か」と云うもので、正直驚いた。「分析哲学」の印象からすれば、どちらかといえば理知的・理性的・頭脳的方向かと考えていたが、結果的にはかなり「感性的」方向であったわけだが。 ただ分からないのは、「分析哲学」の手法がかなり左脳的で、チマチマしたやり方だという印象だ。聞くところによると、論理学なぞも大専門に入り、その意味では「大風呂敷型」の大田とは、風が少々合わなかったかも知れない。 野矢哲学の結論として、「心とはゴミ箱のようなもので、一致した共有世界以外の全て」と云われても、夢がないというか張り合いがないというか、ただ殺風景な思いだけで、残念といえば残念だ。まあここから始めるのも一興と云うことで、そろそろ参りませう。 [追記]08/05/20 06:05 JST 大学生に「心って何?」と聞いた時、八割の学生が「そんなこと、考えたことが無い」と答えたそうだ。大人のわれわれにしても、多少思い当たる節があったとしても、同じ様なものだろう。 ただ「そんなこと、考えたことが無い」と云う反応は、時代を指し示す、あるいは、かなり象徴的で深刻な提議なのかも知れない、と思うに至ったのだ。 現時点での時代は、まさしく「科学信仰万能」であり、その「対極」にある「心」なぞ、どうでも良い、と考えたとしても、誰も非難は出来ないだろう。 ただしかし、石田講師の指摘する如く、もしこの設問が「親殺し・子殺し」の原点を突くとしたら、野矢哲学は偉大な設問を世間に提供したことになるのだ。 文明はブルトーザーの如く「心」を押し潰して来た。これが真実だろう。文明の発展は、天にも届くビルの建設だし、見たことも無い発明・開発こそ、誇るべき文明の大象徴であったのだ、ほんの五分前までは。 しかしどうだ世の中は? 効率と成果主義の小泉竹中は、前人未到の人心破壊と生命破壊を、見事にやってのけた。実に目覚しい限りだ。具体的には交通事故の3倍を越える自殺者と、親殺し子殺し、及び「高齢者短命化隔離」と老老介護心中の制度化だ。さあ小泉君、ワーグナーに乾杯だ!!! 第一回「心って何だろう」 |
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