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zoom RSS 哲学者・木田元と爆笑問題・大田の対決は、お見事!-DENIED WESTERN PHILOSOPHY

<<   作成日時 : 2008/04/23 03:12   >>

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相撲で云えば、木田老横綱に若さで迫る大田・序二段といった所か−大田の鋭い差し手で、横綱の顔色が何遍も変わっていたねRESTORATION OF NATURE−  FILE035:「哲学を破壊せよ」  爆笑問題のニッポンの教養 08/04/22

木田元大いに語る!!! 動画


先行きに悲観的な木田と、あくまで楽観的に行きたいという大田・田中組の丁々発止は、なかなか息詰まる場面で、快感の一瞬だ。例えば「人類の進化」の中で、火を創り出した後、否応なく道具を作り出してゆく人類について、その心の葛藤みたいなものを言語化できないものか、と云う大田の設問があったが、これに誠実に「判断停止」で答えた木田も素晴らしい!


この際辛口でニーチェ批評をさせてもらうが、どうも妹への手紙とか作品を概観すると、どうも哲学者と云うより芸術家と言う感じが強いのだが、どんなものだろう。芸術家なら「神は死んだ」とか、自分を摑まえて「この人を見よ」と言ったとしても、戯言の一つとして許されるだろうし。それに「哲学者」が狂人になって死んでいった、と云うのも頂けない話だ。

また、木田・大田発言の中で、「世界に超自然的原理なぞ無い」と、双方一致していた様だが、「生命の秩序」のみを認めるという相対主義は、それこそ大田の「全肯定」と明日のバラ色世界を並立・実現させるものなのか?

例えばニーチェ・キリスト教批判で、「取るに足らない、執拗な原則主義」と一方を貶しながら、「善悪の彼岸」の中で悪の代表と思われる「怪物にはくれぐれも気をつけろ」とは如何なる事か?


取りあえず我々としては、来週の再放送を、今一度チェックしませう!!!   木田「僕は三年前にがんをわずらっており、長く生きても四、五年だと思う。人間やってきて良かったと思うし。それまで地球は持つと思うし、....
後に残った皆さん。...お気の毒に........」


[追加] 08/04/23 13:28 JST

木田「反哲学論」を展開するとこうなるみたいだ。つらつら行き過ぎの「技術・科学文明」を考えてみると、その経過には、1.超自然的なものの考え方、2.哲学的思考様式、3.物質的自然観、があり、上部構造としての哲学、その侍女としての技術・科学文明、下部構造としての自然がある。

ここで二項対立的に整理すれば、従来三層構造の中で、上部哲学・技術科学について、木田は反対の立場をとる訳だから、上部二層については反哲学、反技術・科学、となり、当然上部二層は排除されることになる。

そうすると世界には、膨大な自然のみが残る事になり、ここで人間は、人間性を捨て、「人生物」に立場を変え、ありや虫と同列に生きることになる。これが「自然の復権」だが、こんなまとめでよろしいでしょうか?


[追加] 08/04/24 15:09 JST

大田「先生、もうちょっと、こう、分かってください」 (と、身を乗り出す。ここら辺が一番のハイライトに思えたが。)
「つまりニーチェは、プラトンを悪として省いてしまったが、この際プラトンも自然も、また危ない戦争も、すべて善として肯定し、そっから始めなきゃあ駄目じゃあないかと思うんです。」
木田「しかしそれは「自分自身が上から見て俯瞰する」と言う、プラトンに成ってしまっているのではないか?」


ここまで来て良く分からなかったのだが、出来の悪い録画再生を繰り返し見ている内に、どうも大田自身無意識のまま、木田・個別哲学(Individual Philosophy)に対して、全肯定した、包括・普遍哲学(Wholistic Philosophy)を要求しているのではないか、と考え始めたのだ。

正直云って、大田の「全肯定」は、いわゆる超楽天主義とか超平和主義くらいかな、と思ったりしたが、大田なりの強い危機感もありそうで、もしそうだとすると、もうこれは「ほおっとけない」大変な事に、展開するかも知れない、のだ。


もう一言... 08/04/26 01:50 JST

もうかれこれ何百年もの昔になるが、「地球最後の日」と云う映画だか物語があったことを思い出す。その頃映画といえば、広場に大きな白幕を立てて、遠方より投映するという「野外映画会」とか、学校の授業で連れてってもらう、「映画鑑賞会」が関の山だった。

内容は確か、ある日突然太陽がなくなり、世の中と世界が真っ暗闇になる、と云う話だ。子供心にも、「そうか、世界には終りがあるんだ」と考えさせられたものだ。

木田悲観論と大田楽観主義を比べてみれば、我ら超高年サイドとしては、やはり木田悲観主義に傾斜・加担となりがちだろう。もちろん木田の「行ったり来たり」は、相当に面白いのだが、ここでは別の議論をしてみたい。

番組のほとんど最後になって、大田が木田に「もう少し希望のあることを言って欲しい!!!」と、かなり真剣に苦情を出していたが、これに対し「....そうだよね、そんなに悲観的にはならないんだよね、うん、うん、」と答えていた。これが結局、横綱と序二段の差かなあ、と、貫禄の違いを思わせられた所だ。

そりゃあ勿論、大田も田中も、爆笑問題の現役バリバリだから、未練は残るだろうなあ、と思う。しかし現実は、どう贔屓目に見てもかなりYABAIでしょう。ただ最後の「お気の毒に」と云う木田の言葉のように、悲観的ではあるが、絶望はしていないんだよね。分かるかな?分かって欲しいが...


ここらあたりの経過を、昇華悲観論・昇華悲観主義(SUBLIMATION PESSIMISM)と云う言葉で、まとめてみたい。この議論の方向は、地上の一国であるツバル沈没化、「世界食料燃料化」バチ当り経済、青森・六ヶ所村・非生物化設定問題などなどだ。希望としては、生臭くなりがちな政治問題としてでなく、哲学展開で済ませたいと願っている。















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土曜日の日記様、ほめて頂ききわめて恐縮です。いやあ、お互い様、いい思いをさせていただきました...
mysunshine
2008/04/24 17:59

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